いける

◆バラ科  ◆花言葉/白梅・気品 紅梅・優美 

専慶流・西阪慶眞

古代、日本に渡来した比較的成長の早い落葉高木で、早春に気品高い花を咲かせることから多くの人々の心を和ませてきた馴染みの木。いけばなでも早春の最上位にランク付けされ、投入、盛花、現代花に幅広く取り入れられ、種類(白梅、紅梅、野梅)によってそれぞれの個性、特徴を捉えたいけ方がされている。

素材選び
通常使うのが白梅。これには古木をあしらい、男性的な力強さ、気高い風格をねらうことから、年数を経た絞まった枝を選びます。紅梅は外気が少し温かくなった頃に咲くので、のどかな美しさをねらうことから、古木は添えず、野梅は自由奔放に暴れた素材が眼の付け所。

いけ方
通常の白梅は優々しく、堂々とした風格を見せるところにポイントをおきます。従って細い幹より苔むした太い幹ものが良く、素材選びが専攻します。また、梅は古木から若い枝が勢い良く伸びますが(徒長枝)、これを「づあい」と云って、これを2〜3本添えて、はつらつとした梅の個性を表現します。

水揚げ方法
不要。いたって強く、強い撓めにも耐える。

四季の花 梅1
四季の花 梅2花材/白梅、カイウ、ゴッドセフィアーナ
花材/白梅、サンダーソニア、孔雀葉牡丹

■いけばなに関する詳細は下記へご連絡下さい。
◆専慶流いけばな真樹会
〒610-0313京都府京田辺市
TEL0774-63-1785/FAX0774-63-7999
メール:keishin@msj.biglobe.ne.jp

◆SENKEI-RYU IKEBANA SINZYUKA
Kyotanabe-shi kyoto JAPAN
〒610-0313


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